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2002年7月31


 

ヒューネット HMD/ウェアラブルPC用FS駆動パネルを受注

 ヒューネットは、HMD(ヘッドマウントディスプレイ)やウェアラブルコンピュータ向けFS(フィールドシーケンシャル)駆動LCDを受注したことを明らかにした。
 前者は光学式シースルーヘッドマウントディスプレイの開発用として通信総合研究所から1.5型QVGAパネルを受注。一方、後者は試作用として2.6型パネル(320×320画素)を受注、6月にサンプルを出荷した。


2002年7月30


 

日本ビーテック 本社工場を水戸市へ移転

 日本ビーテックは、本社工場を茨城県水戸市へ移転する。茨城県ひたちなか市にある現工場が手狭になってきたためで、水戸市川又に約6000m2の土地を取得、9月初旬に全面移転する。

 新工場は地上2階建て延床面積約900m2で、MBE装置が年間12台程度製造できる。投資額は土地代も含め約2億8000万円。前期の売上高は約8億5000万円だったが、今期は有機ELディスプレイ用蒸着セルが好調なこともあり、倍近くにあたる15億円の売り上げを見込んでいる。


2002年7月29


 

ELIATECH 有機ELD用ドライバを開発

 有機ELディスプレイを開発していることでも知られるELIATECH(韓国)は、チップ数を4個へ削減した有機ELD用ドライバICを開発した。下期からSamsung Electronicsと共同販売する予定。
 同社は中国に有機ELD工場を建設する計画で、工場が完成する来秋から今回開発したドライバを採用する予定。


2002年7月26


 

NEC NECプラズマディスプレイを設立しPDP事業を分社化

 NECは、10月1日付で分社化するPDP事業会社の概要を公表した。それによると、100%子会社「NECプラズマディスプレイ(NPD)」を設立し、NEC鹿児島のPDP製造事業を譲渡する。

 代表取締役社長には中市聰(NECエレクトロンデバイス執行役員兼カラーPDP事業本部長)が就任。PDP事業に従事している従業員約1100名はNPDへ出向する。NPDの売上規模は約600億円の見通し。


2002年7月25


 

Samsung SDI 中国に携帯電話用STN-LCD工場を新設

 Samsung SDIは、中国広東省に携帯電話用カラーSTN-LCD工場を新設した。月産能力は2型換算で月800万個。CRT用電子銃も月240万個生産する。

 竣工した東莞三星SDI(東莞三星視界有限公社)工場は既存工場の隣接地4万坪に建設。生産したカラーSTN-LCDはNokia、Motorola、Samsung Electronics、現地の携帯電話端末メーカーへ供給し、LCDと電子銃で年間3億6000万ドルを売り上げる計画だ。


 

豊島製作所 有機ELDの薄膜封止構造を考案

 豊島製作所は、第3世代パネルといわれる薄膜封止型有機ELディスプレイの構造を考案した。吸湿性を有する内部防止膜と透湿性の低い外部防止膜を組み合わせたもので、前者は電子ビーム(EB)蒸着法、後者はスパッタリング法で成膜する。もちろん、ペレットやターゲット材も開発済みだという。


2002年7月24


 

NEC DLPシネマプロジェクタ市場へ進出

 NECは、DLPデジタルシネマプロジェクタ市場へ進出する。Texas Instruments(TI)とシネマプロジェクタの開発・製造・販売に関するランセンス契約を結んだもので、TIからDMDチップやドライバICの供給を受けシネマプロジェクタを生産・販売する。
 2年以内にシェア30%以上、売上高100億円を目指している。


 

伊Baccini 日本でPDP用スクリーン印刷機を販売

 Baccini(イタリア)は、日本でスクリーン印刷機を販売する。今春、2200mm角対応のスクリーン印刷機を欧州メーカーへ納入したことに意を強くして、PDP王国“日本”へ乗り込む考えだ。


2002年7月23


 

大日本印刷 高分子有機ELDがグラビア印刷で製造

 大日本印刷が開発中のフレキシブル高分子有機ELディスプレイは、グラビア印刷でRGB発光層をパターニングすることが明らかになった。 グラビア印刷を用いて試作した有機EL素子の発光効率は駆動電圧0〜5Vまではスピンコート法で作製した素子と同様の挙動を示したという。


2002年7月22


 

RiTdisplay 携帯電話、e-book用有機ELDを受注

 RiTdisplay(台湾)は、携帯電話、e-book用有機ELディスプレイを受注したと発表した。モノカラー、4色エリアカラー、フルカラーパネルの3モデルで、韓国の携帯電話メーカーへモノクロパネルを出荷中だという。


 

ランテクニカルサービス 有機ELD用封止一貫ラインを製品化

 ランテクニカルサービスは、有機ELディスプレイ用封止一貫ラインを製品化する。UV洗浄〜乾燥剤実装〜シール材ディスペンス〜貼り合わせ・UV照射〜不活性ガス封入という一貫ラインで、封止装置のトータルメーカーとしてプレゼンスを高めたい考え。

 


2002年7月19


 

Samsung Electronics 50型/61型DLPプロジェクションTVを発売

 Samsung Electronicsは、50型/61型DLPプロジェクションTV「SVP-50L2HX/SVP-61L2HX」を韓国で発売した。反射防止特殊コーティングスクリーンを採用しコントラストを1000:1に高めた。価格はSVP-50L2HXが700万ウォンより、SVP-61L2HXが800ウォンより。

 同社は上半期にサッカーW杯特需などで20万台以上のプロジェクションTVを出荷。今後、DLP、LCD、LCOS(Liquid Crystal on Silicon)を用いた次世代プロジェクションTVを本格リリースする予定。


 

中外炉工業 PDP用次世代焼成炉の概要を明らかに

 中外炉工業は、画期的なPDP用次世代焼成炉の概要を明らかにした。堺工場(大阪府堺市)に60型対応のデモ機があり、チャンピオンデータとはいえ±2℃という面内温度分布を達成したという。


2002年7月18


 

NBC 蒸着スクリーンマスクで単色有機EL素子を作製

 NBCは、独自のカソード蒸着パターニング用スクリーンマスク「E Mask」を用いて緑色単色有機EL素子を作製した。試作に用いたE Maskは糸径が100μm、ピッチが1.5mm。すでに10社以上の有機ELDメーカーへE Maskをサンプル出荷しているという。

 


 

旭硝子 TFT-LCDガラス基板の製造能力を増強

 旭硝子は、TFT-LCDガラス基板の生産能力を増強する。関西工場にガラス基板フロート釜を新設。また、台湾でガラス基板研磨ラインを増強する。これらの総投資額は約170億円で、来年10月に増産体制が整う。これらにより、トータル生産能力はフル稼働時で1000万m2/年となる予定。

 関西工場(兵庫県尼崎市)では、約120億円を投じて4基目に当たるガラス基板溶融窯を新設する。1m角以上の超大型ガラス基板がターゲットで、超大型マザーガラスを複数列生産するため、フロート炉の対応幅を4mにする。年産能力は400万m2。

 一方、台湾では01年から研磨ラインを稼働中の「旭硝子ファインテクノ台湾社(斗六市)」に第5世代ガラス基板用研磨ラインを増設する。設備投資額は約50億円。


2002年7月17


 

オプトニクス精密 有機ELD用蒸着マスク市場へ参戦

 オプトニクス精密は、低分子有機ELディスプレイ用蒸着メタルマスク市場へ進出する。ストライプ状などの本パターンの下部にブリッジラインを配置し本パターンのよれを大幅に低減したのが特徴で、板厚を5〜20μmに薄板化できるため、開口幅とほぼ同等のRGBパターンが形成できる。


 

Winbond 第2四半期のTFT-LCD用ソースドライバIC出荷量は900万個に

 Winbond Electronicsは、第2四半期のTFT-LCD用ソースドライバICの出荷個数が前四半期比40.6%増にあたる900万個に達したと発表した。また、5月からゲートドライバICもサンプル出荷中で、第3四半期から量産する。これにより、今年は合計5000万個の出荷を見込んでいる。


2002年7月16


 

ミクロ技術研究所 厚木工場の半透過型STN-LCD加工ラインを4万枚/月へ増強

 ミクロ技術研究所は、厚木工場(神奈川県厚木市)の半透過型カラーSTN-LCD加工ラインを増強する。透過・反射兼用の半透過型カラーSTN-LCDのスリットパターニングニーズが増大しているためで、今年度中に400×500mmマザーガラスの投入能力を4万枚/月へ引き上げる。


 

韓国LDT 有機ELD用ドライバICを開発

 韓国Logic Device Technology(LDT)は、パッシブマトリクスモノカラー有機ELディスプレイ用シングルチップドライバICを開発した。128×128画素、16/64階調に対応しており、近く韓国のパネルメーカー向けとして量産する予定。


2002年7月15


 

富士電機 04年からCCM方式フルカラー有機ELDを量産
CCM基板はCFメーカーから調達

 富士電機は、低分子有機ELディスプレイ事業へ参入する。出光興産の開発したCCM(Color Changing Mediums)方式を用いたフルカラーパネルをリリースする。来年からサンプルワークを開始し、04年から量産、05年に本格量産へ移行する計画だ。


 

SAES Getters 有機ELD用ゲッターを0.2mmに薄型化

 SAES Gettersは、有機ELディスプレイ用ゲッターシートを0.2mmに薄型化することに成功した。この結果、0.7o厚の背面ガラスキャッププレートに容易に実装できる。  
  リールタイプによるRoll to Roll実装に加え、トレイタイプにも対応可能で、H2Oなどの吸着速度・キャパシティもコンベンショナルなBaOパウダー並みを確保した。


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