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2003年5月16

 

Samsung SDI 世界最大の70型PDPを開発
来年稼働の第2ラインで月2000〜3000枚生産

  Samsung SDIは、世界最大サイズの70型フルHD級PDPを開発した。また、超大型マザーガラス30〜40型パネルを4枚以上取れる多面取り技術を開発した。

 厚さは89o(セットベース)で、輝度800cd/u、コントラスト1200:1、色再現性NTSC比90%を達成した。垂直ラインの映像信号走査速度を従来の2μsecから1μsecに向上させ、フルHD画像を鮮明に表示できるようにした。大型会議室、空港や駅の待合室などパブリックモニターに加え、家庭用ホームシアターの需要も見込んでいる。来年初めに完成する第2生産ラインで月2000〜3000枚量産する。


2003年5月15

 

NEC LCDマスク用レーザリペア装置を製品化

 NECは、次世代LCDフォトマスク用レーザーリペア装置「SL465E」を製品化すると発表した。

 SL465EはレーザーCVDを用いた白・黒欠陥マルチリペア装置で、最大1400×1600mmマスクに対応。最小リペア線幅は1μmで、リペア精度は0.25μmを実現した。標準価格は4億円で、3年間で20億円の売上げを見込んでいる。


2003年5月14

 

ヒューネット SIIとFS-LCDの販売で提携

 ヒューネットとセイコーインスツルメンツは、ヒューネットが開発したフィールドシーケンシャル方式LCD(FS-LCD)の販売について提携した。ヒューネットがFS-LCDをSIIへ供給し、SIIがFS-LCDを商品ラインアップに加える。
 今後、FS-LCD製造に関する技術・ノウハウのライセンス供与なども視野に入れていく。


2003年5月13

 

オプトサイエンス スクリーン印刷で有機ELDガラスキャップのローコスト化に挑戦

 オプトサイエンスは、スクリーン印刷によってレジスト層を設ける有機ELディスプレイ用キャップガラスを考案した。コンベンショナルなメタルレジスト層によるガラスキャップに比べ、ローコストなのが特徴。

 詳細はE Express 4月15日号


2003年5月12

 

住友化学 韓国のCFラインの生産能力を倍増

 住友化学工業は、韓国・東友STIの平沢(ピョンタク)工場敷地内に第2LCDカラーフィルタ工場を建設する。3月に完成した第1工場に次ぐもので、5月に着工、04年春の稼働を予定している。投資額は約580億円。

 第1工場に続き、1100×1300mmクラスの第5世代マザーガラスに対応。カラーレジストなど向けにスピンレスコーターなどを導入する。年産能力は72万枚で、第1工場と合わせた年産能力は144万枚になる。おもにSamsung ElectronicsへCFを供給する。住友化学では、増強により05年度に700億円の売上げを見込んでいる。

 なお、設備投資にともない、東友STIの資本金を1000億ウォンから1600億ウォンに増資する。


 

ルネサステクノロジ 26万色表示対応のLCDドライバチップセットを製品化

 ルネサステクノロジは、携帯電話用などのa-Si TFT-LCD用LCDドライバチップセットとしてソースドライバ「HD66781」およびゲートドライバ「HD66783」を製品化、サンプル出荷を開始した。

 HD66781は表示用RAMと表示制御用のコントローラを内蔵した720出力のソースドライバ。一方のHD66783は、液晶駆動電圧発生用電源回路を内蔵した328出力のゲートドライバ。解像度は240×320画素のQVGA、表示色は26万色に対応。パネルを含む消費電力は、従来品「HD66772」、「HD66774R」での176×240画素サイズとほぼ同等の5mWとなっている。 

 また、新機能としてOSD(On Screen Display)機能や透過表示用のアルファ・ブレンディング機能、画像の拡大・縮小用のリサイズ機能などを搭載。さらに、MPEG-4などのグラフィックス処理用LSIからRGB信号を直接受信できる高速動画インタフェースの搭載によりスムーズな動画表示が実現できるようにした。 

 実装方法はHD66781・HD66783ともCOG(Chip On Glass)。サンプル価格はHD66781が2200円、HD66783が800円。


2003年5月9

 

JSTと産総研 着色廃ガラスのリサイクルに成功
紫外線励起の蛍光体ガラスも作製可能に

  科学技術新興事業団(JST)と産業技術総合研究所(産総研)は、着色廃ガラスから着色金属やアルカリ成分を除去してシリカへ再生することに成功した。また、再生した多孔質シリカに低公害な金属イオンを極微量ドープして焼結・緻密化し、化学的に安定な透明酸化物蛍光ガラスの作製にも成功。このため、道路工事灯などランプやディスプレイ以外への応用も期待できる。


2003年5月8

 

日東電工と3M 偏光板と輝度向上フィルムの一体製品を共同開発

 日東電工と3Mは、偏光フィルムと輝度向上フィルムを一体化したLCD用光学フィルムを共同開発した。バックライトの光を選択的に反射し再生利用することにより、視野角や色再現性を犠牲にせずにLCDの輝度を向上させることができる。

 3Mは「Vikuiti(ビキュイティ)ブランド」のフィルムを日東電工へ供給し、日東電が偏光板と組み合わせて一体フィルムを製造する。7月から製品化する予定で、日東電工は順次、既存の偏光板を新製品に置き換えていく方針。


2003年5月6

 

デプト UmicoreにCu合金ターゲットの製造を委託

 夢のCu合金ターゲット「HPC」で知られるデプトは、ベルギーのUmicoreへHPCを製造委託することを明らかにした。最大で長さ1mまでの超大型ターゲットが製造可能で、これより一部で危惧されていた量産体制が整ったことになる。なお、販売は日立ハイテクノロジーズが担当する。

 詳細はE Express 4月15日号


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