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2003年8月29

 

AGFAのPEDOT/PSSがフレキシブルFPDの透明導電材料として浮上
電子ペーパー、LCD、有機ELDでポストITOの有力候補に

 AGFA-GEVAERT(ベルギー、独)のPEDOT/PSS透明導電材料「Orgacon」がFPD分野で存在感を高めてきた。コンベンショナルなITOと違い、有機高分子材料を主成分にするためフレキシブルパネルに最適だからで、分散液、コーティング溶液、スクリーン印刷用インク、膜付きPETという4プロダクトを展開。近い将来リリースされるフレキシブルFPD用材料として必須という声も出てきた。

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2003年8月28

 

アルバック CDTから米Litrexの株式50%を取得

 アルバックは、英Cambridge Display Technology(CDT)よりインクジェットプリンティング装置メーカーであるLitrexの株式50%を取得した。今後、LitrexはCDTから独立した会社として操業を継続し、高分子有機ELディスプレイやLCD用大型基板対応装置を開発する。


2003年8月27

 

Applied Films 来春にも有機ELD用インライン蒸着装置のマスプロモデルを完成

 Applied Films(米国)は、来春にもマスプロダクション向けの有機EL蒸着・封止システムのプロトタイプを完成させることを明らかにした。昨秋に完成したプロトタイプで成膜テストを重ねた結果、有機膜の膜厚均一性はもちろんのこと、作製した有機EL素子でも良好な特性が得られたもので、今後、マスプロダクションシステムの詳細設計に着手する予定。

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凸版印刷 リライタブルペーパー&プリンタの限定キャンペーンを実施

 凸版印刷と三和ニューテックは、繰り返し書き換えができる「リライタブルペーパー」とサーマル印字方式による「リライタブルプリンタ」を拡販するため、体験機を限定販売する。プリンタは業界や企業によって要求品質や利用シチュエーションが異なるため、実験導入によりそれぞれのケースに合った運用方法や用途を検証するのが狙い。

 キャンペーン価格はリライタブルプリンタ1台+ペーパー50枚で19万8000円と、定価の32万3000円に比べリーズナブル感を打ち出す。50パッケージの限定販売で、実験導入先からのフィードバック情報を元に最適なビジネスモデルを構築し、初年度で約1億円の売上げを見込んでいる。


2003年8月26

 

アルバック Poly-Si用レーザーアニール装置市場へ進出
三菱電機の200W固体グリーンレーザーを搭載

 アルバックは、低温Poly-Si TFT用レーザーアニール装置市場へ進出する。三菱電機が開発した固体グリーンレーザーを搭載した装置をリリースするもので、レーザー出力を200Wに大出力化し、低温Poly-Si TFT基板量産ラインで求められるスループットを確保した。

 グレインを横方向に成長させるラテラル成長によって2μmクラスまでの大粒径化が可能で、コンベンショナルなエキシマレーザーアニール装置に比べメンテナンス性を大幅に改善した。


2003年8月25

 

日本ビクター D-ILAデバイスのラインアップを強化
0.8型フルHDデバイスなどを投入

 日本ビクターは、独自のプロジェクタ用高解像度反射型液晶デバイスD-ILA(Direct-Drive Image Light Amplifier)のラインアップを強化、HDTV用0.8型デバイスなど3種類を開発した。

 新たに開発したのは@1.7型790万画素(3840×2048)、A0.8型フルHD(1920×1080画素)、B0.7型720P(1280×720)の3種類。現在量産中の1.3型QXGA(2048×1536画素)、0.7型SXGA+(1400×1050画素)、0.9型SXGA(1365×1024)と合わせ6機種となり、業務用から家庭用まで幅広いラインアップが整うことになった。

 1.7型デバイスはマイクロディスプレイデバイスとしては世界最高の約790万画素に高精細化。これはハイビジョンの約4倍にあたり、これにより超高精細画像システム分野でのプロジェクタの製品化が可能となる。

 0.8型フルHDデバイスはホームシアター向けで、フルスペックのハイビジョン映像(1080i/1080p)に対応できる。今後、このデバイスを搭載したホームシアター用高精細プロジェクタを開発する方針。

 0.7型720Pデバイスは0.7型とコンパクトながら1280×720の720Pに対応できる。今後、このデバイスを搭載したリアプロジェクションテレビの商品化を検討するとしている。 


 

ザインエレクトロニクス 30ビットカラー対応LVDSがFHPのPDPに採用

 ザインエレクトロニクスは、30ビットカラー対応LVDS「THC63LVD 104」が富士通日立プラズマディスプレイ(FHP)の最新PDPモジュールに採用されたと発表した。

 THC63LVD 104は3原色それぞれ10ビットの色深度があり、RGB1024階調のインターフェースを1チップのシングルリンクで接続できる。1チップで35bit(画像データ30bit+制御信号5bit)のCMOS/TTLデータをLVDS信号に変換し、シングルリンクで90MHzのドットクロックにも対応可能となっている。また、画像信号のレンジを従来実現できなかったテレビ信号で用いる低周波数までカバー。このため、FPDテレビだけでなく、民生用デジタルテレビなどにも活用することができる。


2003年8月22

 

AU 1500×1850mm対応a-Si TFT-LCDラインを導入

 台湾AU Optronicsは、1500×1850o対応のa-Si TFT-LCDラインを導入する。投資額は約800億元。

 Taichung Science Parkに新工場を建設する。a-Si TFT-LCD工場のほか、、カラーフィルタ工場、モジュール組立工場を建設、05年第2四半期より量産を開始する。1期のマザーガラス投入能力は6万枚/月となっている。


2003年8月21

 

IDTech 05年にもa-Si TFT駆動有機ELDをリリース

 インターナショナル ディスプレイ テクノロジー(IDTech)は、2005年にa-Si TFT駆動低分子有機ELディスプレイを製品化したい考えを明らかにした。年内に基本計画を固める予定で、当面は5〜10型の中型クラスを製品化する可能性が高いという。

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2003年8月20

 

Philips DC/DCコンバータ内蔵のLTPS-LCDを開発

 Royal Philips Electronics(オランダ)は、DC/DCコンバータなどをガラス基板上にビルトインした低温Poly-Si TFT(LTPS)-LCDを開発した。
 画素数は176×220で、26万色が表示できる。輝度は150cd/m2、コントラストは100:1。DC/DCコンバータのほか、ゲートドライバ回路などを内蔵しており、単一の外部電源だけで駆動できる。第4四半期から量産が可能だという。


2003年8月19

 

日本ビーテック 蒸着セルるつぼの材質をPBNからSiCへ変更
蒸着材料の滲み込みがなく、異なる材料も蒸着可能に

 日本ビーテックは、蒸着セルるつぼの材質を現在のPBNからSiCへ変更する。

 有機ELディスプレイ用蒸着装置でアライアンスしている三井造船の子会社が開発したSiC製るつぼを採用するもので、PBNに比べ熱伝導率が5倍にアップ。このため、蒸着時のヒーター温度変動に対するレスポンス性が向上。また、超高真空、高温でもアウトガスが発生せず、蒸着材料が滲み込むこともない。さらに、王水などあらゆる酸にも耐性があることから洗浄が容易で、異なる蒸着材料で再使用することも可能になる。

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2003年8月18

 

FHP 32型/37型/42型ALISをバージョンアップ
マトリクスセル構造の55型WXGAもラインアップ

 富士通日立プラズマディスプレイ(FHP)は18日、KSP(神奈川サイエンスパーク)内で新製品発表会を開催し、32V型/37V型/42V型PDP、いわゆるALIS3姉妹のニューバーモデルを投入すると発表した。色純度を改善したのが最大の特徴で、ピーク輝度も42V型で1100cd/m2に向上。CRTと遜色ないハイクオリティを実現した。

 同時に同社初の55V型パネルも開発、来年1月から量産することを明らかにした。従来のストライプ構造セルに代わってマトリクスセルへ変更するとともに、e-ALISと名づけた新しい駆動方式によりプログレッシブスキャンを実現した。


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