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2004年2月13

 

AKT 第7世代TFT-LCD用プラズマCVD装置を開発

 エーケーティー(AKT)は第7世代TFT-LCD用プラズマCVD装置「AKT-40K PECVD」を発表した。最大5基のプロセスチャンバが搭載でき、60枚/h以上という高スループットを実現した。

 従来装置と同様、a-Si、SiOx、SiON、SiNx膜やin-situ積層膜の成膜が可能。すでに複数台を受注しており、04年夏から出荷を開始する。


2004年2月10

 

eMagin ビューファインダー用QVGA OLEDの開発に着手

 低分子有機ディスプレイメーカーの米eMaginは、ロームとビューファインダー用QVGAパネルを共同開発する。上期中にプロトタイプを試作し今夏にサンプル出荷する予定で、アクティブ基板であるシリコンウェハーはロームが開発し、eMaginがモジュール化する。

 詳細はE Express 2月1日号


 

Corning TFT-LCDガラス基板製造能力を増強

 Corningは、6億ドルを投じて台湾・日本のTFT-LCD用ガラス基板製造能力を増強する。

 台南工場と静岡工場の溶融・加工能力を拡張するもので、この結果、第6世代ガラス基板製造能力が2倍以上になる。また、第7世代ガラス基板も製造できるようにする。台南工場、静岡工場とも04年末から05年にかけて稼動を開始する予定。


2004年2月6

 

クラスターテクノロジー 量産用IJ装置はライセンスビジネスで

 樹脂一体成型IJ(インクジェット)ヘッドで知られるクラスターテクノロジーは、高分子有機ELディスプレイ向けなどの量産装置はIJヘッドの供給を含めライセンスビジネスを模索していることを明らかにした。有機ELDメーカーやIJ装置組立メーカーをターゲットにしたもので、独自開発した樹脂一体成型ヘッドなら液滴均一性は±1%以内だという。

 詳細はE Express 2月1日号


2004年2月4

 

iFire Technology 無機ELD向けとして大日本印刷が1000万ドルを融資

 フルカラー無機ELディスプレイを開発中のiFire Technology(カナダ)は、大日本印刷から1000万ドルの融資を受けると発表した。資金はトロント工場内に建設する35型クラス対応無機ELDパイロットラインの設備投資に当てる。

 この融資は無機ELDがパイロット生産から量産体制へ移行した段階で大日本印刷が出資金に切り替えるか、もしくはiFireが全額を返済する。もちろん、無機ELD技術は今後もiFireがすべての権利を保持する。パイロットラインは14か月以内に完成する見通しで、2005年に商品化し、06年に量産するシナリオを描いている。


 

東北パイオニア FOMA携帯電話向けパッシブエリアカラー有機ELDの供給を開始

 東北パイオニアは、富士通製携帯電話「FOMA F900i」のサブディスプレイ用としてパッシブマトリクス型エリアカラー有機ELディスプレイの供給を開始した。

 供給するのは1型96×38ドットの3色エリアカラーパネルで、NTTドコモが次世代の主力機として投入する第3世代携帯電話「FOMA」シリーズに初めて採用された。


 

STMicrolectronics FPDテレビ用チップセットを発表

 STMicrolectronicsは、LCDテレビ用プロセッサ「STV3550」を発表した。テレビセットの実装に必要なデジタル機能をすべて単一チップで実現でき、マルチスタンダード・デジタル・ビデオ・デコーダ「STV2310」と組み合わせるとコストパフォーマンスに優れたLCDテレビが実現できる。

 STV3550は、100MHzで動作する32ビットST20マイクロコントローラーをコアに設計されており、デジタルピクチャー向上、モーション・アダプティブ・インタレース除去、高品質ビデオ・スケーリング、256色ビットマップ型OSD(オンスクリーン・ディスプレイ)といった機能を提供。また、ビデオ・アプリケーション用に設計されたデジタル・ビデオ処理(3Dノイズ・リダクション、YSI、CTI、モーション・アダプティブ・インタレース除去、パノラマ・モードを含む高品質ビデオ・スケーリング、ディザリング、ガンマ補正)によって画像品質が向上できる。

 VGAからHDTV解像度のLCD、またPDP、DLP、LCOSといったマトリクスディスプレイに適しており、リアルタイム・クロックとウォッチドッグ・タイマー、10ビットADC、UART、2つのマスタ/スレーブI2Cデコーダ、30本の完全にプログラマブルなI/Oライン、4つの16ビット標準タイマー、赤外線デジタル・プリプロセッサといったテレビ周辺回路がすべて含まれている。0.18μmルールのCMOS技術で製造され、208ピンPQFPパッケージで提供される。


2004年2月3

 

パイオニア NECプラズマディスプレイを買収

 パイオニアとNECは、NECが保有するNECプラズマディスプレイ(NPD)の全株式・知的財産権をパイオニアに譲渡することで合意した。パイオニアがNPDを傘下に収めるもので、PDPラインを含む工場や従業員などをそのまま引き継ぐ。

 3月末までに譲渡を完了する予定で、それまでにラインの有効活用方法など詳細を詰める。両社によると2005年には年産能力が110万枚となり、マーケットシェア22%でトップに躍り出るとしている。


 

住友化学 CDTと溶剤可溶型の高分子燐光発光材料を共同開発

 住友化学工業は、英Cambridge Display Technology(CDT)とデンドリマーなどを用いた溶媒可溶型燐光有機EL発光材料を共同開発する。

 周知のように、燐光材料は蛍光材料に比べ最大で4倍という発光効率を誇るが、既存の燐光材料は溶媒に可溶化せず、インクジェット印刷などによるウェットプロセスが適用できないとされていた。両社が共同開発するのはデンドリマー化することによって溶媒に可溶する燐光材料。デンドリマーは中心核を構成する分子から樹枝状に分子が広がった構造のナノメートルオーダー材料で、中心核と枝状部分にさまざまな機能を有する分子(官能基)をつけられるため、一般的な溶剤では可溶化しない燐光材料にウェットコーティング性を付与することができる。


 

芝浦メカトロニクスと東芝 FPD/半導体装置製造会社を設立

 芝浦メカトロニクスと東芝は、7月に合弁でFPD/半導体製造装置製造会社を設立する。新会社は、芝浦メカが製造していたボンディング装置に加え、東芝姫路工場で製作していた各種装置も製造する予定。

 新会社の社名、資本金、社長は未定で、芝浦メカが51%、東芝が49%を出資する。本社は兵庫県姫路市におき、従業員約80名でスタートする。


2004年2月2

 

タイホー工業 ヒロセ電機に有機EL材料事業を譲渡

 タイホー工業は、ヒロセ電機の子会社であるヒロセエンジニアリングに有機EL開発部門を譲渡すると発表した。

 譲渡額は24億6400万円で、3月19日に譲渡が完了する。ヒロセエンジニアリングはタイホー工業の有機EL発光材料の技術、設備、従業員をそのまま引き継ぐ。


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