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2004年7月29

 

シャープ 8月に亀山工場の2期TFT-LCDラインを稼動

 シャープは、8月中に亀山工場の大型液晶テレビ用2期a-Si TFT-LCDラインを立ち上げる。

 投入能力1万5000枚/月の1500×1850o対応ラインを導入。トータルのマザーガラス投入能力を1月の工場稼動時の2倍に当たる2万7000枚/月に引き上げる。投資額は1期・2期合わせ1000億円。


2004年7月27

 

三菱重工 プラズマCVD装置をエプソン千歳工場へ納入

 三菱重工業は、セイコーエプソン千歳工場へ高温Poly-Si TFT-LCDの絶縁膜成膜用プラズマCVD装置「MAPLE-300」を出荷した。

 同社は昨年11月に200mウェハー対応の半導体用プラズマCVD装置「MAPLE-200」を初めて受注。MAPLE-300はこれに続く300mmウェハー対応装置。累積膜厚9μm毎のクリーニングで運用可能などメンテナンスが容易なのが特徴。また、 ウェハーに対し低ダメージ、低温、低水素で成膜することができる。さらに、プラズマ領域〜ウェハー間のディスタンスを自在に設定可能で、ワークに対するプラズマダメージを制御することができる。


 

東レ アジアでPETフィルムを増産
150億円を投じて厚物フィルムを1.6倍に

 東レは、ポリエステル(PET)フィルム「ルミラー」の生産能力を増強する。日本、マレーシア、韓国というアジアの拠点でLCDやPDPに用いられる厚物フィルムの生産能力を拡大する。総投資額は約150億円で、06年までにアジアにおける厚物フィルムの生産能力を7万トンから11万トンへ拡大する。

 具体的には、年末から韓国の合弁会社「ToraySaehan(TSI)」で既存設備を順次改造し、光学用フィルムを増産するとともに、ホームビデオ用途から工業材料用高機能グレードへの品種転換を行う。また、マレーシアの100%子会社「PenfibreSdn.Berhad(PFR)」では既存設備を増強するのに加え、06年末の稼動開始を目指し年産1万5000トンの工業材料用厚物フィルム設備(3号機)を増設する。さらに、岐阜工場(岐阜県安八郡神戸町)では既存の薄物機を光学用厚物機へ改造する。

 この結果、厚物フィルムの生産能力は1.6倍に拡大。また、薄物フィルムを合わせたトータル生産能力は33万トン体制となる。


2004年7月26

 

Clariant Carlyleグループへ電子材料事業を売却

 Clariant(スイス)は、Carlyle(カーライル)グループへAZ電子材料事業を売却すると発表した。売却額は5億1800万スイスフランで、今秋に売却手続きを完了する予定。

 AZ電子材料部は半導体やFPD材料を手がける従業員約800人のユニットで、03年12月期の売上高は4億4100万スイスフラン。  一方、世界トップクラスのプライベート・エクイティ投資会社であるCarlyleグループは世界14カ国に23の事務所を構えており、183億USドルを超える運用資産を誇る。また、買収・投資活動を通じて半導体や電子材料に関する専門知識も保有している。


2004年7月23

 

エプソン 千歳事業所の300oHTPS工場が完成

 セイコーエプソンは、北海道千歳市の工業団地「千歳美々ワールド」に建設していた高温poly-Si TFT-LCD(HTPS:High Temperature Poly-Silicon TFT)工場が完成したと発表した。同社初の300mmウェハー石英ガラス対応ラインを導入、10月からパイロットランを開始する。

 敷地面積は約16万m2で、工場棟は地上7階建て延床面積8万2971m2。300ミリウェハーの投入能力は2000枚/月で、05年度からフル生産する。投資額は約350億円。


2004年7月22

 

大日本スクリーン 台湾と中国のFPD製造装置保守サービス体制を強化

 大日本スクリーン製造は、台湾と中国でFPD製造装置のサービス体制を強化する。

 台湾では、現地子会社「Dainippon Screen Electronics(Taiwan)」がFPD製造装置を専門に扱う4か所目のサービス拠点として台中地域を事業エリアにする「台中カスタマーサービスステーション」を設置。7月28日から日本人を含む約30人で業務を開始する。さらに、台南カスタマーサービスステーションを8月末までに「台南カスタマーサービスセンター」へ改称。サービススタッフを30人規模に拡大するとともに営業スタッフを2人配置する。

 一方、中国では現地子会社「Dainippon Screen Electronics(Shanghai)」の北京事務所内にFPD装置のサービスを担当するスタッフを新たに配置。9月1日から日本人を含む8人で業務を開始する。中国におけるFPD装置拠点は、4月に営業・サービスを開始した上海(本社)に続き2か所目。


 

アルバック ロシアに現地法人を設立

 アルバックは、ロシアに現地法人「(有)アルバック(ULVAC CIS)」を設立する。

 資本金は1億円で、アルバックが70%、真空装置メンテナンスサービス子会社であるアルバックテクノが30%を出資する。代表者には小椋長明氏が就任、モスクワ市内に本社をおく。事業内容は各種製造装置・部品の販売やカスタマーサポートで、05年1月から従業員5名でスタートする予定。


2004年7月21

 

エプソン プロジェクション用HTPSの累積出荷が2000万枚を突破

 セイコーエプソンは、プロジェクションシステム用高温poly-Si TFT-LCD(HTPS)の累積出荷数が2000万枚を突破したと発表した。02年10月に1000万枚を突破して以来、わずか2年足らずで1000万枚を出荷した。

 同社は1994年にプロジェクション用1.3型VGA HTPSを製品化して以来、トップシェアを維持。03年度も約55%のシェアをゲットしたとしている。


2004年7月20

 

住友化学 中国無錫市に情報電子材料工場を建設

 住友化学は中国江蘇省無錫市に「住化電子材料科技(無錫)有限公司」を設立し、情報電子材料の新工場を建設する。

 無錫市と国家ハイテク産業開発区内の約40万m2の土地使用権を購入する契約を締結した。新会社は資本金900万ドルで、7月下旬までに設立する。

 まず、LCD用導光板工場(年産5000トン)と偏光フィルムの製品化工場(年産1000万枚)を建設、来夏に操業を開始する。偏光フィルムについては逐次製品化工場を増強するとともに、2〜3年後をメドに原反工場を建設する。また、導光板に関しては第一工場完成後、ただちに第二工場に着工し生産能力を倍増する。  新会社は、各種LCD用部材のプロダクトラインを拡充する予定で、カラーフィルタ工場の建設も検討。さらに、技術開発センターや物流拠点として整備することも視野に入れており、中国における戦略拠点として育成する。

 住友化学は現在、上海の「住化電子材料科技(上海)有限公司」で偏光フィルムの製品化を行っているが、将来的には順次製造を無錫へ移管。上海を試作品や少量品種の生産基地として活用する予定。


2004年7月15

 

S-LCD 韓国湯井のTFT-LCD製造棟が完成

 Samsung Electronicsとソニーの合弁会社、S-LCDは韓国忠清南道湯井のa-Si TFT-LCD製造棟・モジュール棟が完成、記念式典として開所式を行った。今後、製造設備を順次インストールし、05年上期から稼動を開始する予定。

 完成したTFT-LCDパネル製造棟は地上4階建て延べ床面積32万661m2。一方、モジュール棟は地上4階建て延べ床面積15万2066m2。対応マザーガラスサイズは1870×2200mmで、投入能力は6万枚/月。


 

同和鉱業 ITOスクラップからのIn回収能力を100t/年に増強

 同和鉱業は、ITOスクラップからInの回収処理能力を50t/年から世界最大規模の100t/年へ増強する。

 秋田市にある100%製造子会社「秋田レアメタル」で増強工事に着工。8月末に完成し、10月から稼動する予定。


2004年7月14

 

TI 白色LEDバックライト用チャージポンプICを発表

 Texas Instruments(米国)は、白色LEDバックライト用チャージポンプ「TPS60230」を発表した。インダクタが不要で、3o角パッケージで87%の変換効率を実現。最高5個の白色LEDを最大25mAの定電流駆動し、総合出力電流125mAが出力できる。

 また、1MHzのスイッチング周波数により容量が1μF(マイクロファラッド)以下の小型コンデンサが使用できる。各LEDの輝度レベルは2個のイネーブル入力を使用し、3段階の電流調光またはPWM(パルス幅変調)調光によって調整できる。1000個受注時の価格は1.55ドル。


2004年7月12

 

住友商事とIgnis 有機ELD用a-Si TFT基板のマーケティング調査契約を締結

 住友商事は、カナダのベンチャー企業「Ignis Innovation」と有機ELディスプレイ用a-Si TFT基板のマーケティング調査活動契約を締結。a-Si TFT基板の事業化を模索することを明らかにした。Ignisはトップエミッションパネル向けとしてVth(しきい値)の変動がほとんどないa-Si TFT技術が提供可能で、今後、ファンドリによるa-Si TFT基板の供給やライセンスといった事業化スタイルを詰めていく。

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2004年7月8

 

シークス 中国のLCDモジュール製造拠点を拡充

 シークスは、中国・華東地区における既存合弁事業を再編するとともに、新規合弁会社2社へ資本参加する。この結果、LCDモジュールの生産能力は月産500万個以上にアップする。

 同社は携帯電話用LCDモジュールの製造・販売に注力しており、タイの合弁会社「Stars Microelectronics(Thailand)」で欧州の携帯電話メーカー向けLCDモジュールをおもに生産してきた。新規顧客からの需要増、そして携帯電話メーカーの中国生産拡大に対応するため、中国における生産拠点を拡充することにした。

 まず、中国・蘇州市にある台湾LCDメーカー「GPO」との合弁会社「Suzhou Grand Pacific Optoelectronics 」に、GPOに代わって韓国のLCDモジュールメーカー「Innertech」が筆頭株主として資本参加し、「Innertech SIIX Electronics(Suzhou)」として事業を拡大する。なお、シークスの出資比率は従来と同様、20%のまま。7月中に携帯電話用STN-LCDモジュールの生産を開始し、1年後に月産200万枚にまで増産する。1年間で約12億円の売り上げを見込んでいる。

 また、台湾のLCDメーカー「Nanya」へLCDモジュールを供給する韓国のモジュールメーカー「NLK」と台湾の投資家が中国・蘇州市に設立したLCDモジュール合弁会社「NLC Optics(Suzhou)」にシークスが資本参加(10%)。Nanyaのパネルを用いたLCDモジュールの製造を強化する。新会社は8月から月産100〜150万枚規模で生産し、初年度は約9億円の売上高を見込んでいる。

 さらに、香港や中国・広東省で合弁事業を行っている旭東電気グループが上海に設立した製造会社「Shanghai Kyokuto Precision Electronics」に5%資本参加。シークスがLCDモジュールの基板実装拠点として活用する。稼動は05年1月の予定。


2004年7月2

 

ホリゾン RGBマトリクス配列のフラットFEDを開発
アーク放電法で内製したSWCNTを使用

 ホリゾンは、RGB蛍光体をマトリクス配列したフラットCNT-FEDを開発した。昨年試作した緑色発光のFED真空管に続く第二弾で、発光部はマックス5000cd/m2クラスという高輝度が得られたという。

 詳細はE Express 7月1日号お申し込みはこちら


2004年7月1

 

パイオニアとNEC PDP事業譲渡契約を締結

 パイオニアとNECは7月1日、NECプラズマディスプレイ(NPD)の株式譲渡契約を交わした。契約にもとづき、NPDの全株式と知的財産権が9月30日付でパイオニアへ譲渡される。


 

アルバック精機 真空ポンプの新工場を建設

 アルバック精機は、鹿児島県姶良郡横川町に真空ポンプの新工場を建設する。

 敷地面積約1万1000m2に延べ床面積約6000m2の新工場を建設する。投資額は約17億円(うち建屋が約7億円)で、05年3月に完成する予定。


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