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2004年12月28

 

帝人デュポンフィルム 岐阜事業所のFPD用透明厚物フィルムの製造能力を増強

 帝人デュポンフィルムは、岐阜事業所(岐阜県安八郡)にFPD用厚物ポリエステル(PET)フィルム設備を増設する。06年第3四半期に完成する予定で、この結果、FPD用厚物PETフィルムの生産能力は年産1万トン向上する。

 同社は先頃、東レからLCDバックライトの反射板用白色PETフィルム製造技術を導入。今回の設備増強はこのライセンス契約にもとづくもの。


2004年12月24

 

ソニー 愛・地球博に10×50mのPJスクリーンシステムを設置

 ソニーは、05年3月25日から開催される“2005年日本国際博覧会 愛・地球博”に縦10×幅50mの2005型フロントプロジェクションシステム「レーザードリームシアター」を出展する。世界のさまざまな場所で撮影された自然の美しい風景などを高精細かつ色鮮やかに上映する予定。

 出展場所は長久手会場に設けられる「グローバル・ハウス」。900人が収容可能なシアター(約2300m2)を設ける。投射装置には光回折格子を用いたレーザープロジェクション方式ディスプレイシステム「GxL(ジー・バイ・エル)」を使用。光回折格子型MEMSで素子の表面に配された微細なリボンを動かすことにより、RGBそれぞれのレーザー光源から発せられる光の回折光を制御して映像化する。色純度の高いレーザーを光源に採用することによって色再現能力を従来テレビ方式の約2倍に広げることが可能。レーザードリームシアターでは1920×1080画素のプロジェクションを3セット並べて計600万画素に高精細化する。


 

日本電気硝子 韓国にLCDガラス基板加工会社を設立

 日本電気硝子は、韓国にLCD用ガラス基板加工会社「坡州電気硝子(Paju Electric Glass)」を設立する。

 資本金は10億ウォンで、日本電気硝子が全額を出資。代表理事には安藤雅章氏が就任する。

 Pajuに年産300万m2のLCDガラス基板加工工場を建設する。投資額は約35億円で、06年1月から稼働を開始する予定。従業員数は約100人でスタート。06年度で約300億円の売上げを見込んでいる。


2004年12月22

 

アルバック 中国現地法人を増資し工場を増設

 アルバックは、中国の現地法人「愛発科真空技術(蘇州)有限公司(以下アルバック蘇州)」に対して増資を行い、工場を増設すると発表した。

 増資額は385万米ドルで、この結果、資本金は1055万米ドルとなる。アルバック蘇州は5月に真空装置の第1期工場を稼働したばかり。第2期では敷地内に床面積約2800m2の工場を建設。大型ターゲットボンディング・機械加工設備を導入する。投資額は約5億円で、05年6月に完成する予定。


 

アルバックグループ 中国に真空ポンプ用部品製造会社を設立

 アルバック、アルバック機工、江蘇宝驪集団有限公司(中国)の3社は、中国に真空ポンプ用部品会社を設立する。

 新会社は愛発科天馬電機(靖江)有限公司(ULVAC Tianma Electric(Jing Jiang)で、董事長にはアルバック常務取締役の中村静雄氏が就任する。資本金は300万米ドルで、アルバックが40%、アルバック機工が20%、江蘇宝驪集団有限公司が40%を出資する。売上高は05年12月期で5億円を見込んでいる。


2004年12月21

 

JEITA ディスプレイデバイス部会を発足

 電子情報技術産業協会(JEITA)は21日、第1回「ディスプレイデバイス部会」を開催した。初代部会長に上田勉氏(松下電器産業役員・パナソニックAVCネットワークス社上席副社長)、副部会長に中武成夫氏(シャープ専務取締役・液晶事業統轄)と中川剛氏(東芝代表執行役副社長)、監事に中村道治(日立製作所代表執行役・執行役副社長)を選出。部会体制を正式に発足させた。

 ディスプレイデバイス部会は、国内のLCDやPDPなどの主要なディスプレイメーカー11社の事業責任者で構成。ディスプレイ産業の競争力強化、技術力強化に向けた調査・共同研究、知的財産権問題、環境問題、産業動向の把握・分析などの課題に対して包括的かつ積極的に取り組む。

 部会を迅速に運営するため、下部に実務メンバーによる「ディスプレイデバイス運営委員会」を設置。さらに、部会の傘下には「ディスプレイデバイス産業委員会」、「ディスプレイデバイス環境安全委員会」、「ディスプレイデバイス調査統計委員会」を設置する。これら傘下委員会には、ディスプレイ関連企業33社が参加する予定。


2004年12月20

 

東北パイオニア 6.5万色1型パッシブ有機ELDを富士通の携帯電話向けに出荷

 東北パイオニアは、富士通の携帯電話「FOMA F901iC」の背面ディスプレイ向けとして6.5万色表示の1型パッシブマトリクス駆動有機ELディスプレイの供給を開始した。

 画素数は96×96で、精細度は141ppiとパッシブパネルで最高解像度を実現。従来と同様、赤色発光材料には燐光材料を用いている。


2004年12月17

 

松下プラズマディスプレイ PDP国内第2工場を計画より4か月前倒しフル稼働

 松下プラズマディスプレイは、PDP国内第2工場(大阪府茨木市)のPDP製造ラインがフル稼働に達したと発表した。当初は05年4月に月産8万枚でフル稼働させる計画だったが、フル稼働を4か月前倒しするとともに月産2万枚の設備を追加導入し計10万枚体制へ増強した。

 総額600億円を投じた第2工場は延床面積7万5000m2で、04年4月から稼働を開始。37型、42型、50型、65型パネルを生産中。

 第2工場のフル稼働にともない、松下グループのPDP生産能力は国内第1工場、上海工場と合わせ月産15万枚となった。05年度は11月に尼崎新工場が稼働するため、総生産量が年200万枚以上に達する見通し。松下電器ではPDPの世界需要を04年度が270万枚、05年度が500万枚、08年度が1200万枚と予測している。


 

Samsung SDI 世界最大の102型PDPを開発

 Samsung SDIは、世界最大サイズに当たる102型PDPを開発した。

 来年上期中に製品化する予定で、百貨店、空港、鉄道、ホテルなどからの需要を見込んでいる。これまでプロトタイプではSamsung SDIの80型、市販品では松下プラズマディスプレイの65型が最大サイズだった。


2004年12月16

 

UDCとエプソン IJ法による燐光有機ELDの共同開発で合意

 米Universal Display(UDC)とセイコーエプソンは、インクジェットプリンティング法を用いて燐光有機ELディスプレイを共同開発することで合意した。大型でローコストの有機ELDの実用化を目指す。


2004年12月14

 

Samsung Electronicsとソニー さまざまな特許を対象にしたクロスライセンス契約を締結

 Samsung Electronicsとソニーは、さまざまな特許がお互いに利用できるクロスライセンス契約を締結した。

 対象は半導体技術や業界標準技術などさまざまな製品開発のベースとなる特許。一方、製品やサービスの独自性を生み出す差異化技術特許とデザインは、クロスライセンス対象から除外した。これにより、両社それぞれが独自の製品開発を推進するとともに、フェアな競争が実現する。具体的には、ソニーではデジタル・リアリティ・クリエーション(DRC)、プレイステーションアーキテクチャなど、SamsungではDigital Natural Image EngineやHomeNetworking Technologyなどが対象外となっている。また、双方が保有するTFT-LCD技術や有機ELディスプレイ技術も対象から除外される。なお、今回の契約は両社の子会社にも適用される。


 

TI DLPサブシステムの累積出荷台数が500万台に

 米Texas Instrumentsは、DLPサブシステムの累積出荷台数が500万台に達したと発表した。

 同社は1996年から2001年までの5年間で累積100万台、その後2年間で累積200万台を出荷。今年3月には300万台を突破していた。今回、わずか8か月間で200万台を出荷し、累積で500万台に達した。


2004年12月13

 

オー・エイチ・ティー TFT-LCD用リペア装置市場へ進出

 オー・エイチ・ティーは、TFT-LCD用リペア装置市場へ進出する。白欠陥・黒色欠陥兼用のマルチリペア装置を製品化するもので、同社の電気的テスタと合わせシステムインテグレーションを図る。

 リリースするリペア装置はTFTアレイ工程向けで、白欠陥はレーザーCVD法、黒欠陥はレーザー照射法でリペアする。国内外のリペア装置メーカーからリペアヘッドなどを購入し、非接触電気テスタと組み合わせてトータルシステムを構築する。人件費を含め05年4月期で8000万円の開発費を投入する。06年4月期で1〜2台、07年4月期で5〜10台の販売を目指している。価格は2〜2億5000万円となる見通し。


2004年12月10

 

東レ LCD反射板用白色PETフィルムの製造技術を帝人デュポンに供与

 東レは、LCDの反射板に用られる白色PETフィルム製造技術を帝人デュポンフィルム(TDFJ)へライセンス供与した。契約にともない、TDFJは東レに一時金およびランニングロイヤルティを支払う。

 東レは反射板シートとして白色PET“ルミラー”を生産しているが、ここにきて需要が急増しており供給不足が懸念されていた。このため、安定供給体制を構築するとともに、TDFJからの要請に応じる形で特許ライセンスを供与することにした。


 

STMicroelectronics BL用白色LEDドライバを発表

 STMicroelectronics(仏、伊)は、カラーLCDのバックライトや携帯端末に搭載される白色LED用ドライバIC「STLD20D」を発表した。サンプル価格は10万個注文時で50円。

 STLD20Dは、幅広いバッテリー電圧において高効率で白色LEDが駆動できる昇圧コンバータ。DC2.8Vのバッテリー電圧から最大4つの直列につながったLEDが駆動でき、電源電圧の変動を排除しバックライトのちらつきを抑制することができる。変換効率は80%以上。なお、3×3oのQFNパッケージタイプも利用可能となっている。


2004年12月9

 

東芝松下ディスプレイテクノロジー タッチパネル機能搭載のLTPS-TFT-LCDを開発

 東芝松下ディスプレイテクノロジー(TMD)は、タッチパネル機能をパネル上に内蔵したLTPS-TFT-LCDを開発した。試作したのは3.5型QVGAで、26万色が表示できる。

 SOG(システムオングラス)技術によりタッチパネル機能をLCDガラス上に形成したため、タッチスクリーンを外付け部品として用いる必要がなく、搭載製品の薄型化・小型化・軽量化が容易になる。また、LTPS-TFTならではの高速スイッチング性、光センサーの感度向上、信号処理の高精度化などにより、入力情報の短時間での読み取り動作や信号処理を実現した。


 

シャープ 独レーベに追加出資

 シャープは液晶テレビ事業を強化するため、独Loewe AG(レーべ)に追加出資すると発表した。

 レーべが新株を公募する280万株のうち、230万株を上限に株式を引き受ける。この結果、シャープの出資比率は8.9%から最大29%にアップし、筆頭株主になる見込み。追加出資額は最大1500万ユーロ(約20億円)。

 両社は液晶テレビの開発体制を強化するため、05年1月にレーべ社内に「欧州液晶テレビ開発センター(仮称)」を設立。液晶テレビと周辺機器のデジタル化プラットホームの開発を強化する。


2004年12月6

 

多摩ファインオプト 台湾のLCDバックライト生産拠点が稼働

 オムロングループの大型LCD用バックライトユニットメーカー、多摩ファインオプトは台湾台北市でLCDバックライト工場の稼働を開始した。

 多摩ファインオプトが10月14日に全額出資(資本金5000万円)で現地法人「多摩光電」を設立。台湾企業とオムロンが合弁で設立した「台傑光電」へ多摩光電がバックライトを製造委託する。従業員は5名で、07年3月期に150億円の売上げを見込んでいる。


 

タツモ LCD用偏光板製造装置をリリース

 タツモはLCD用偏光板製造装置を開発、05年下期から伊藤忠商事を通じて販売を開始すると発表した。


2004年12月3

 

富士写真フイルム 460億円を投じて先進コア技術研究所を建設

 富士写真フイルムは、神奈川県足柄上郡開成町に新研究拠点「先進コア技術研究所」を建設する。初年度は約240億円、5年間累計で約460億円を投じる。

 研究棟は地上6階建て延床面積約5万7000m2で、デジタルイメージング分野、ライフサイエンス分野、機能性材料/情報デバイス分野を中心とする基礎技術を研究する。05年3月に着工、06年3月に完成する予定。開設当初は約600名で操業する。

 将来的にはグループ会社の富士ゼロックス、フジノンをはじめ、他社とのアライアンス・産学連携・M&Aなどによる新規技術も取り込んで研究領域を拡大し、グループ全体のイノベーションをリードするR&D中核基地にする構想だ。


2004年12月2

 

LG.Philips LCD 第7世代TFT-LCDラインは1950×2250oに

 LG.Philips LCDは、韓国ハジュに建設する第7世代a-Si TFT-LCD製造ライン「P7」の対応マザーガラスサイズを1950×2250oにすると発表した。Samsung Electronicsとソニーの合弁会社「S-LCD」の1870×2200oよりもわずかに大きく、第7世代サイズのデファクトスタンダードにしたい考えだ。


 

三菱レイヨン LCD用輝度向上プリズムシートの年産能力を3000万枚に増強

 三菱レイヨンは、LCDの輝度向上用プリズムシート「ダイヤアート」の年産能力を従来の2.5倍に当たる3000万枚(15型換算)へ増強した。

 ダイヤアートYタイプはアクリル樹脂の精密成形技術と光学設計技術を組み合わせることでプリズム形状を最適化し、集光効率を向上させたフィルム。ダイヤアートを用いたバックライト搭載LCDは、従来品を使用した場合に比べ30%輝度が向上するとともに、従来の2枚から1枚へ使用枚数が削減できる。


2004年12月1

 

Micronic 第7世代グレートーンマスク用レーザー描画装置を製品化

 Micronic Laser Systems AB(スウェーデン)は、第7世代TFT-LCD用フォトマスクレーザー描画装置「LRS15000-TFT3」を発表した。最大1300×1500mmサイズに対応しており、線幅0.75μmならグレートーンマスクも描画できる。

 LRS15000-TFT3は、フォトマスクの位置精度エラーのおもな原因であるマスク毎の平坦度バラつきに対応するZ補正オプションを搭載。マスク裏面の平坦度不良とマスクステージ間の異物による位置精度不良を自動的に補正できる。


 

アドバンテスト PDPドライバテスタ市場に進出

 アドバンテストは、PDP用ドライバICテスタ市場へ進出する。ドライバICを4個同時に測定できるPDPドライバテストシステム「T6271」をリリースしたもので、初年度は60台の出荷を見込んでいる。価格は6000万円より。

 T6271はデジタル入力部に最大256チャンネルの高速デジタル試験モジュール、PDP出力部には最大768チャンネルの高精度PDP試験モジュールが搭載できる。このため、現在主流の192ピンドライバICを最大4個、256ピンドライバを最大3個同時計測ができる。

 デジタル試験モジュールは125MHz(ピン・マルチで250MHz)まで対応しており、次世代の高速ドライバICも高速・高スループットでテストできる。また、高速データ転送用のRSDS規格に準拠した小振幅差動インターフェース技術などにも対応可能となっている。


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