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2005年7月28

 

ダイフク 台湾にLCD・半導体ライン用システムの子会社を設立

 ダイフクは、台湾に全額出資子会社「台灣大福高科技設備股イ分有限公司(Taiwan Daifuku Co., Ltd. )」を設立する。LCD・半導体生産ラインライン向け事業を強化するためで、これらライン向けシステムの開発・製作・組立・アフターサービスを行う。

 資本金は2億NTドル(約7億円)で、董事長には池田英幸氏(ダイフク執行役員eFA事業部事業部長付)が就任。台南県の南部科学工業園区内に本社・工場を建設する。敷地面積は約4万m2、建屋は地上2階建て延床面積約1万2000m2。LCD・半導体ライン向けのストッカーやその周辺装置を生産する。総工費は2.6億NTドル(約8億9 000万円)で、06年4月から創業を開始する。


 

三菱レーヨン 中国でアクリル樹脂板・塗料用樹脂を生産

 三菱レイヨンは、100%子会社の三菱麗陽高分子材料(南通)有限公司(中国)がアクリル系塗料用樹脂・アクリル樹脂板の商業生産を開始したと発表した。LCDバックライト用導光板や自動車向けとして中国国内へ供給する。

 量産拠点は江蘇省南通市経済技術開発区にあり、年産能力はアクリル樹脂板が2万トン、アクリル系塗料用樹脂が3500トンとなっている。


2005年7月26

 

日本TI DLPフロントプロジェクター用チップセットを発売

 日本テキサス・インスツルメンツは、ワイドXGA対応DLPフロントプロジェクタ向けの「DLP .65」チップセットを発売する。

 一つの投影画面に複数のワークシートやスプレッドシートが表示可能で、プレゼンテーション効果が向上。ネイティブ720p HD表示も可能となっている。


2005年7月25

 

日立化成 9月からPCB用銅張積層板を値上げ

 日立化成工業は、9月1日出荷分からプリント配線板用の銅張積層板、プリプレグ、シールド板(内層回路入り銅張積層板)を値上げすると発表した。銅箔、エポキシ樹脂、溶剤といった原料が高騰しているためで、銅張積層板は15%値上げされる。


2005年7月21

 

パイオニア PDPテレビのニューモデルを投入

 パイオニアは、新技術によって基本性能を大幅に高めたPDPテレビ「PDP-506HD/PDP-436HD/PDP-436SX」を発売する。標準価格は50V型の506HDが74万8000円、43V型セパレートタイプの436HDが59万8000円、43V型ワンボディタイプの436SXが56万8000円で、9月から10月にかけて発売する。解像度は50V型が1280×768、43V型が1024×768画素。

 いずれも新開発の“高純度クリスタル層”を採用し、黒の表現力を格段に高めた。また、暗輝度を従来の約1/4に低減し、50V型で4000:1という業界最高コントラスト(50V型)をマーク。さらに、発光効率を従来比22%高め、業界最小の低消費電力を実現した。年間消費電力は436SXが289kWh、436HDが298kWh、506HDが398kWhとなっている。もちろん、従来と同様、ダイレクトカラーフィルターの採用により明るい場所でも外光反射の影響を抑制している。


2005年7月20

 

オプトレックス オーバードライブ機能搭載の 携帯電話用TFT-LCDを開発

 オプトレックスは、オーバードライブ機能を搭載した携帯電話用QVGA TFT-LCD「MOST(Mobile Display with Overdrive Switching Technology)」を開発した。

 携帯電話で動画を鮮明に再生するには、通常のドライバICに加え、オーバードライブ機能を付加するICが必要だったが、MOSTはオーバードライブ機能をドライバICに搭載することによりコンパクト化。携帯電話機メーカーは大きな仕様変更をせずに、高度な動画再生を実現することができる。また、バックライト光源とカラーフィルターを最適化し、色再現範囲をNTSC比50%から70%に高めた。

 スペックだが、表示色は26万色、輝度は300cd/m2、コントラストは500:1、視野角は上下140度、左右160度となっている。


 

ローツェ Samsung Electronicsから第7世代ガラス基板搬送装置を受注

 ローツェと韓国ローツェシステムズは、Samsung Electronicsから第7世代TFT-LCDガラス基板搬送装置を受注した。受注額は103億ウォン(約10億円)で、今夏より順次納入する。

 また、ローツェシステムズが韓国京畿道龍仁市に建設していた半導体・LCD用搬送装置の新工場が完成、今月から稼働を開始した。敷地面積は1万4099m2で、工場は地下1階地上4階建て延床面積9424m2となっている。


2005年7月15

 

東レ 韓国で光学用PETフィルムを増産

 東レは、韓国で光学用ポリエステル(PET)フィルム「ルミラー」を増産する。

 グループ会社である東レセハン(TSI)に年産1万3200トンの設備を増設。07年上期に立ち上げる予定。投資額は約50億円で、電子部品やFPD用フィルム加工品の生産設備も増強する。


2005年7月13

 

富士通グループ フィルム基板を用いたカラー電子ペーパーを開発

 富士通研究所、富士通フロンテック、富士通は、プラスチック基板を用いたカラー電子ペーパーを共同開発した。メモリー性があり、書き換えも低消費電力で可能なため、情報表示や商品広告など新しい電子メディアとしての利用が期待できる。06年度の商品展開を想定している。

 RGB3枚の表示パネルを積層した構造で、カラーフィルターや偏光板が不要なため、従来の反射型LCDに比べより明るいカラー表示が実現できる。非接触ICカードに使われる微弱な電波のエネルギーを用いた無線による書き換えが可能で、従来技術に比べ消費電力を数百分の一から数万分の一以下に低減。また、曲げても、指で押しても、表示色が影響を受けないという。


2005年7月12

 

大日本印刷 プロジェクタ用透明スクリーンを発売

 大日本印刷は、9月からプロジェクタ用透明スクリーン「Crystal Illusion Screen(クリスタル・イリュージョン・スクリーン)」の販売を開始する。

 Crystal Illusion Screenは透明フィルム上に特殊な液晶材料をコーティングしたスクリーンで、ガラスや透明なアクリル板などに貼って使用する。液晶材料はプロジェクタからの映像光のみを効率的に反射し、それ以外の室内光などを透過させる。このため、明るい場所でも鮮やかでくっきりとした映像を表示することができる。もちろん、プロジェクタの機種は問わず、シームレスで75型までの大型化が可能。コストは競合するホログラムスクリーンの約50%になるという。

 同社と100%子会社「DNP Denmark A/S」がスクリーンメーカーなどに対する部材販売と、企業など最終ユーザーに対するシステム販売という二つのルートで販売。店舗、ショールーム、美術館、博物館、展示会ブースなどでの使用を見込んでいる。


2005年7月11

 

住友電工 ナノメタルインキを用いた微細配線形成技術を開発

 住友電気工業は、ナノメタルインキを用いた微細配線技術を開発した。

 粒径30nmのナノメタルを分散性よくインキ化したもので、基板に塗布・焼成した後、フォトエッチング法でパターニングする。線幅10μm以下の微細配線が形成可能で、体積固有抵抗も3×10-6Ω・cm以下と良好な導電性を示す。TFT-LCDの配線をはじめエレクトロニクス分野での使用を見込んでいる。


 

三井金属 エッチング法で20μmピッチCOFを作製

 三井金属は、20μmピッチのCOF(Chip on Film)を作製することに成功した。従来のウェットエッチング法を用いたもので、量産技術も確立したという。

 従来のエッチング法では25μm以下のピッチを形成する場合、パターン形状が富士山状になり、ICや外部部品と十分な接合面積(線幅)がとれなくなるという不具合が生じるが、新たに開発したエッチングプロセスはそうした問題を解消。20μmピッチでも十分な接合面積を確保した。新たな設備投資は不要で、従来設備でファインピッチCOFが量産できるとしている。


2005年7月8

 

東レ PDP用感光性ペースト生産設備を増設

 東レは、PDP用感光性ペースト生産設備を増設する。

 松下電器産業との合弁会社「松下プラズマディスプレイ(MPDP)」が兵庫県尼崎市に建設中の新工場(第3工場)に対応するためで、滋賀事業場(滋賀県大津市)にある既存ペースト生産設備の隣接地に新建屋を建設。年産1200トンの生産設備を導入し、年産能力を960トンから2160トンへ引き上げる。9月からMPDPへ出荷する。

 同社は電極用、誘電体用、バリアリブ用、蛍光体用ペーストを滋賀事業場で生産。新工場ではリブピッチ150μmに対応するペーストも生産する予定。


2005年7月7

 

ハリソン東芝ライティング バックライト用冷陰極放電灯を増産
今治市に月産300万本の新棟を建設

 ハリソン東芝ライティングは、LCDバックライト光源「冷陰極放電灯」を増産する。06年度に予定していた計画を1年前倒しし、本社敷地内(愛媛県今治市)に月300万本が生産できる新棟を建設する。

 新棟は地上4階建て延床面積約9000m2で、LCDテレビ向けとして1500mmの長尺品も生産可能な製造ラインを導入。封止・排気、コーティング、エージング・検査までを行う一貫工場となる。7月中に着工、来年4月にフル稼動する予定。投資額は約40億円。

 同社はこの新棟以外にも、本社敷地内の別棟と韓国拠点で月産300万本の設備を増設中で、新棟のフル稼働時にはトータル月産能力は日本、韓国、台湾を合わせ1600万本から2200万本へアップする。


2005年7月6

 

UDC 有機EL用青色燐光材料の寿命が1万5000時間に

 米Universal Display(UDC)は、低分子有機EL用青色燐光材料の輝度半減寿命が初期輝度200cd/m2で1万5000時間に達したと発表した。外部量子効率は9.5%、発光効率は22cd/A、色純度はx=0.16、y=0.37が得られた。


2005年7月4

 

AUO IBMからTFT-LCD関連特許を取得

 AU Optronics(AUO)は、IBMからLCD関連特許約170件を取得した。特許はTFTアレイ技術から液晶セル工程のODF(One Drop Fill)技術、カラーフィルタ製造技術、バックライトモジュール、ドライバICの駆動回路など多岐にわたる。

 IBMはAUOがUnipac OptoelectronicsとAcer Displayの合併によって設立される以前のAcerへ技術供与をしており、台湾初の第3.5世代工場の立ち上げに寄与した。その後、IBMはTFT-LCDの生産から撤退したが、AUOとは良好な関係を保ち、今回の特許譲渡契約にいたったもの。


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