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2007年7月31

 

シャープ 堺市に第10世代TFT-LCD工場と太陽電池工場を建設

 シャープは、大阪府堺市の堺浜地区に第10世代TFT-LCD工場と薄膜太陽電池工場を建設する。同じ敷地内に関連インフラ施設や部材・装置メーカーの工場を誘致し、「21世紀型コンビナート」を構築する方針。

 敷地面積は127万m2で、コンビナートではTFT-LCD工場に隣接する形でインフラ関連施設、製造装置メーカーの工場、マザーガラスやカラーフィルターなどの部材メーカーの工場を誘致。ガスや電気などインフラを共用化することで生産性向上を図る。亀山工場で構築したパネルから液晶テレビまでの垂直統合型の事業展開をさらに推進するもので、「企業の垣根を超えた垂直統合型」を目指す。これにより、物流コストの削減、生産計画などのオペレーションの一元化を図る。

 TFT-LCD工場は畳5畳分にあたる第10世代(2850×3050mm)マザーガラスを採用。60型クラス6面取り、50型クラス8面取り、40型クラス15面取りが可能で、大型テレビ用パネルを高効率で生産できる。マザーガラス投入能力は当初3万6000枚/月で、最終的には7万2000枚/月に引き上げる。投資額は土地代を含め約3800億円。11月に着工し、2010年3月までに生産を開始する予定。

 一方、太陽電池工場では薄膜太陽電池を量産。年産能力は1000MW(100万kW)で、世界最大の太陽電池工場となる。稼働時期はTFT-LCD工場と同じ2010年になる予定。

 周知のように、TFT-LCDと薄膜太陽電池は薄膜技術をベースにしており、材料やユーティリティなどの共用化が可能なため、いっそうの生産性向上が期待できるとしている。


 

住友化学 高分子有機EL開発会社のCDTを完全子会社化

 住友化学は高分子有機ELのパイオニアであるCambridge Display Technology(CDT)を買収し、100%子会社化すると発表した。買収額は約2億8500万ドル。CDTは今秋に開催予定の株主総会で買収に関する決議を得た後、住友化学が買収対価をCDTの株主に支払う。

 住友化学は01年にCDTの関連会社と発光材料に関するライセンスを含む技術援助契約を締結。02年にはCDTに出資し、05年に発光材料の開発・製造・販売の合弁会社「サメイション」を設立していた。今回の買収により両社の経営資源が融合され、発光材料やデバイス関連材料の性能向上とともに、デバイス製造のための実用化技術開発が加速されるとしている。


 

オムロン 小型バックライト事業を子会社へ移管統合

 オムロンは、11月1日付で小型LCDバックライト事業を100%子会社のオムロンプレシジョンテクノロジー(OPT)へ移管統合する。オムロンの点光源方式バックライトとOPTの多光源方式バックライトを統合することで競争力のさらなる向上を図る。


2007年7月27

 

チッソ 水俣製造所の液晶設備を増強

 チッソは、水俣製造所(熊本県水俣市)の液晶材料製造設備を増強する。投資額は約60億円。

 7月に着工し、09年8月の完成を予定している。増強後、液晶単品の製造能力は倍増する。


2007年7月25

 

日立ディスプレイズ 視認性の高い車載用12.3型TFT-LCDを開発

 日立ディスプレイズは自動車のインストルメントパネル向けとして12.3型TFT-LCDを開発、9月からサンプル出荷する。アスペクト比8:3のワイドSXGA相当パネル(1280×480画素)で、26万色が表示できる。

 従来のTNモードTFT-LCDはコントラストが不十分という弱点があったが、液晶駆動の高電圧化と透過率の改善により、輝度を650cd/m2、コントラスト800:1に高めた。また、駆動方式にドット反転駆動を採用し、非表示部への色ずれを抑制した。さらに、CCFL(Cold Cathode Fluorescent Lamp)に代わってLEDバックライトを採用し水銀レス化した。


 

横河電機 航空機用6型TFT-LCDの累計出荷台数が1万台突破

 横河電機は、航空機用6型TFT-LCDの累計出荷台数が1万台を突破したと発表した。

 02年1月の発売以来、仏の航空・宇宙電子機器メーカーであるタレス・アビオニクスを通じてエアバス機A320、A330、A340に搭載されている。


 

松下電器 100%子会社の松下テクノリサーチを吸収合併

 松下電器産業は、10月1日付で100%子会社の松下テクノリサーチを吸収合併する。

 松下テクノリサーチは工業材料ならびに自然科学物質に関する分析、物性評価、研究の受託・成果の販売などを行っている。今回の吸収合併により、松下電器はディスプレイなどの戦略デバイスの研究開発体制を材料・プロセス分野でも強化する。


2007年7月23

 

2013年に有機ELD市場は3億枚以上に

 アイサプライ・ジャパンは、2013年に有機ELディスプレイの出荷枚数が3億970万枚に達するという予測を発表した。06年の7730万枚から年率21.9%成長する計算。また、出荷金額も06年の5億400万ドルから34億ドルに成長するとしている。


 

三菱重工 TFT-LCD向けなどの大物部品加工用工作機械を製品化

 三菱重工業は、大型工作機械の主力製品“プラノマシセンMVR”シリーズとして最大のコラム門幅(4250mm)を持つ超大型マシン「MVR45」を製品化する。

 TFT-LCDや太陽電池関連などの大物金属部品を高速・高精度加工する門形5面加工機で、機械の剛性をさらに高めてパワフルな切削を実現する。

 運搬・輸送に際し道路交通法で定める上限一杯(幅3500mm)の大物金属部品加工に対応。主軸回転数は毎分6000回転、出力は30kW、早送り速度は毎分18mとパワフルかつスピーディーなのが特徴。また、長時間にわたる安定した高精度加工と高能率加工を支えるため、マシン全体の剛性を高めた。具体的には、コラム、クロスレールのサイズをアップし剛性を強化。また、テーブル摺動レールの面幅を拡大するとともに、本数を2本から4本に増やし作業テーブルの一層の安定性を確保した。


2007年7月19

 

日本ゼオン 水島工場に高機能樹脂COP製造設備を増設

 日本ゼオンは、水島工場(岡山県倉敷市)で高機能熱可塑透明樹脂シクロオレフィンポリマー(COP:製品名ZEONEXR、ZEONORR)プラントの起工式を行った。

 ゼオノアフィルム用のZEONORRを増産するためで、08年7月の完成を予定している。完成後、COPの年産能力はZEONEXRと合わせ3万1000トンとなる。


2007年7月17

 

日立ハイテク コンパクトな新型走査電子顕微鏡を発売

 日立ハイテクノロジーズは、コンパクトな新型走査電子顕微鏡(SEM)「SU-1500形」を発売する。

 本体幅を55cmと従来モデルに比べ20%コンパクト化しながらも、ハイエンドモデルと同等の3nmの像分解能性能を有する。試料室および試料ステージは最大152mm径に対応可能。EDX検出器は左右対向配置で2機装着可能な試料室とし、一方向では影が出てしまう凹凸のある試料のEDX元素マッピングにおいて二方向からX線検出できるため、影を軽減することが可能。また、低真空モードで二次電子像観察を可能にしたESED-II検出器を搭載できるようにした。標準価格は1900万円で、年間150台の販売を見込んでいる。


2007年7月13

 

東大生産技術研究所 ソニーの寄付よりカラー・サイエンス寄付研究部門を設立

 東京大学生産技術研究所は、ソニーの寄付によりFPDの色再現能力の向上を目指す「カラー・サイエンス寄付研究部門」を設立した。研究期間は3年で、ソニーは毎年3500万円を寄付する。

 色再現の技術的側面というよりも、科学的な側面からの現象解明、すなわちカラーサイエンスを中心に研究し、同時に付随する計測技術を開発する。解像度、コントラスト、色再現性という画質の3大要素の物理量と心理物理量の関係を解明するため、理論、実験の両面から研究を行う。対象はTFT-LCD、PDP、有機ELディスプレイで、得られた成果はソニーだけでなく、他の日本メーカーにも提供する。


2007年7月11

 

FPD市場は07年に927億ドル、08年に1020億ドルに拡大

 DisplaySearchは、世界FPD市場が07年に927億ドル、08年に1020億ドルに拡大するという予測を発表した。すでにアプリケーション別でトップに立った液晶テレビ用TFT-LCDが全体マーケットを牽引。今後の市場動向はテレビ用TFT-LCDの成長に左右されるとしている。


2007年7月10

 

三菱樹脂 工業用プレート製品を値上げ

 三菱樹脂は、FPD製造装置や半導体製造装置などに使用される工業用プレートをはじめとする各種プレート関連製品を8月1日出荷分から値上げする。

 世界的なナフサの高騰により塩化ビニル樹脂やその他原材料の値上げが相次いでいるため。塩化ビニル板および関連製品、産業用ポリカーボネート板、ポリプロピレン板、ABS樹脂板、PET樹脂板をそれぞれ10〜15%値上げする。


2007年7月4

 

シルバー精工 フレキシブルプリント配線基板事業に参入

 シルバー精工は、フレキシブルプリント配線基板(FPWB)事業に進出する。

 100%子会社の創研が高価なポリイミドに代わるポリエステルベースのFPWBを開発。従来、ポリエステルは熱収縮や耐熱温度などから量産化が困難とされてきたが、これらの弱点をブレークスルー。ハロゲンやリンを一切含まず、かつ最高レベルの難燃規格であるUL規格認証(米国安全試験機関)もクリアした。従来品より数十%のコストダウンが可能で、すでに国内大手メーカーで採用が決定しているという。

 現在、月産数千万枚の生産拠点を中国に建設中で、今秋から本格出荷を開始する予定。


2007年7月3

 

IPSアルファテクノロジ TFT-LCDラインの増強工事が完了

 IPSアルファテクノロジはテレビ用大型IPS TFT-LCD(IPSαパネル)の増産工事が完了し、製造装置の搬入を開始したと発表した。32型換算で月産20万枚の生産能力を10月に月産42万枚に引き上げる。この結果、年産能力は約500万枚にアップする。

 また、チェコ共和国に建設したテレビ用IPSモジュール新工場を7月から稼働。年末までに生産能力を年産200万枚に引き上げる。


 

LG Electronics PDPラインで42型8面取りを開始

 LG Electronicsは、PDP生産ライン「A3ライン」で42型パネル8面取りをスタートした。

 これまでは1956×1650oマザーガラスを用いて6面取りしてきたが、マザーガラスサイズを1956×2200oに大型化し面取り数を増やした。この結果、トータルの月産能力は36万枚から44万枚へアップする。


 

日東電工 光学用粘着テープの新工場を建設

 日東電工は、滋賀事業所内(滋賀県草津市)に光学用粘着テープの新工場を建設する。投資額は約80億円で、08年3月に完成する予定。

 これまで光学用粘着テープは豊橋事業所で生産していたが、地震などのリスク分散の観点から2拠点体制にすることにした。新工場は地上6階建て延床面積約1万8000m2。新工場が完成すると、大型液晶テレビ用光学フィルムに使われる粘着テープの生産能力は現在の1.5倍になる。


2007年7月2

 

東北大学 金属Inを非加熱で回収する技術を開発

 東北大学 多元物質科学研究所は、廃インジウムスズ酸化物(ITO)から非加熱で還元して金属Inを回収する技術を開発した。

 酸化インジウムと窒化リチウムをアンモニア雰囲気でボールミル粉砕処理することにより金属Inへ還元。得られた粉末から副生成物を取り除くために蒸留水を入れ、再びボールミルで粉砕処理すると、高純度のInペレットが得られる。


 

松下電工 PCB用材料の価格を値上げ

 松下電工は、プリント配線板(PCB)用材料を値上げすると発表した。昨年来から続く原材料価格の高騰によるためで、銅張積層板を15%、多層PCB用プリプレグ(接着絶縁シート)を10%、内層回路入り多層銅張板(シールド板)を12%値上げする。


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